教育メディア研究
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放送教育の役割と学習環境の変化(<特集>放送教育運動の総括から新たな発展のために)
寺嶋 浩介亀井 美穂子久保田 賢一
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ジャーナル オープンアクセス

2003 年 9 巻 2 号 p. 55-59

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抄録

本稿では、学校放送の変遷を俯瞰し、今後の可能性を展望した。放送教育利用率推移の背景には、メディア環境、学習指導要領の改定・それに伴うカリキュラム編成、教授・学習スタイルの変容が深く関連している。現在、学校放送利用は「衰退」とされているものの、その実践は従来の放送からの発展学習の形態をとりながら、多様な学習の展開が試みられている。その多様な学習展開を支えるためには、学校放送単体ではなく、他のメディアと連動する形で求められている。その中で有効なデジタル・アーカイブ化、授業プランの共有の重要性を指摘した。

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© 2003 日本教育メディア学会
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