2024 年 12 巻 1 号 p. 12_2-12_9
スタディ・グループ「SDGs関連開示情報の会計教育」は,会計教育が,SDGsに関する社会的要請に対してどのように向き合えばよいのか,という問題意識に基づき,SDGsに関連する情報の開示に関する学習内容や学習方法の実態を探り,将来の会計教育にどのような対応や変化が求められるのか,という点を検討課題とする共同研究である。本稿では,本スタディ・グループが第1年度に行った活動の経過をまとめている。まず,SDGsの会計教育の背景にある事柄や検討課題を抽出した作業の内容を紹介する。次いで,現在の教育実践の実態を明らかにすることを目的として実施されたシラバス試行調査の結果を概観し,そこに見られた傾向を考察する。最後に,第2年度の最終報告の方向を含めた,将来の展望を示す。