本研究の目的は,衆議院議員のウェブサイトにおける双方向型コンテンツの設置状況とその内容に影響を及ぼす要因を検討することである。全衆議院議員のサイトから,双方向型コンテンツとして,Eメールアドレスの掲載,メールフォームの設置,コメントが可能な日記やブログ,トラックバックが可能な日記やブログ,CGMへのハイパーリンク,CMCの証拠,掲示板の設置など7項目について設置状況を調査した。そして,ロジスティック回帰分析により,これらのコンテンツの設置に影響を与える要因を検討したところ,性別,学歴,当選回数などが影響を与えていた。