2005 年 47 巻 10 号 p. 693-697
原子力研修における社会人の教育は, これまで原子力エネルギー技術, 放射線技術および防災の各分野を対象に, 多数の研修修了者を輩出してきた。これらのニーズは時代とともに変化しており, 国内では新たな大学連携や教育の補完的役割が求められ, 保有する原子力施設を活用して, 実践的な技術者を養成することが一層期待されている。また, 新設された原子力・放射線技術士への講習も原子力を再び活気づけるのに有益と考えられる。一方, 国際研修では, アジアの国々に原子力利用を安定に根付かせる上で日本は重要な役割を果たしており, 各国の専門技術者教育の自立を支援することが, 今後も続けられる。