日本原子力研究開発機構
2007 年 49 巻 10 号 p. 698-701
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計算機性能の向上により,原子炉や核燃料物質の臨界計算には,モンテカルロ法が万能の計算手法として有望視されているが,まだまだ解決すべき問題は多く残されている。本稿では,同法の重要課題の一つである,核分裂源あるいは中性子束の収束性にまつわる問題と,筆者が共同研究者山本俊弘(現・内閣府原子力安全委員会事務局)と開発した収束性を改善させるモンテカルロ法の新たな解法,そして,その将来課題について述べてみたい。
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