日本原子力学会誌ATOMOΣ
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特集
福島原発事故後10年間の放射線工学分野における活動と今後の展望
3.放射線遮蔽の知見による線源推定
平山 英夫
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2022 年 64 巻 1 号 p. 23-27

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抄録

 事故後10年を経過した福島第一原子力発電所の廃炉に向けた取り組みでは,原子炉建屋内外の放射能(燃料デブリを別にすれば,Cs-137)の把握が今後とも重要な課題である。遠隔での測定による場所が多いことを考えると,放射線・放射能およびそれらの測定という「放射線工学部会」が対象としている分野の役割がますます重要になると思われる。以下では,これまでの取り組みの例として,廃炉工程との関連で関心が高まっている,シールドプラグの上段と中段の隙間に沈着しているCs-137放射能推定を取り上げる。

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