2024 年 66 巻 2 号 p. 83-86
日本原子力学会2023年春の年会でバックエンド部会が開催した企画セッション「燃料デブリ性状把握・推定技術の開発状況と今後の課題」において,「燃料デブリと放射性廃棄物の仕分けのための非破壊計測技術の開発状況」について,技術研究組合 国際廃炉研究開発機構(以下「IRID」という)における2021年度までの研究開発成果に基づき報告させていただいた。ここで,学会誌「アトモス」で上記企画セッションと同テーマの特集に寄稿する機会をいただいたため,上記企画セッションにおける報告内容を踏まえ,2022年度までの研究開発成果の一部を加え,燃料デブリと放射性廃棄物の仕分けのための非破壊計測技術の開発状況について述べる。