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地下水学会誌
Vol. 54 (2012) No. 3 p. 139-150

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http://doi.org/10.5917/jagh.54.139

短報

硝酸性窒素汚染地下水の原位置浄化法として鉄粉と生分解性プラスチックを浄化剤とした透過性地下水浄化壁工法を考案し,2000年に岐阜県各務原市の畑地地下の帯水層に浄化壁を設置した。観測井地下水の調査により,地下水の硝酸性窒素濃度が浄化壁を透過することで10mg/Lから0.1mg/L以下に低減されていたことを3年間のモニタリング期間により確認した。浄化壁設置後8年を経過した2008年に観測井地下水の再調査を行い,採水した地下水を分析した結果,浄化壁透過により硝酸性窒素濃度が9.5mg/Lから0.5mg/Lに低減しており,浄化壁の効果が持続していることが確認された。

Copyright © 2012 公益社団法人 日本地下水学会

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