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地下水学会誌
Vol. 55 (2013) No. 3 p. 253-268

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http://doi.org/10.5917/jagh.55.253

論文

熱応答試験(TRT)のデータ解析に用いられているケルビンの線源関数における指数積分E(X) のベキ級数展開式を高次項まで評価すると,漸近解は正確解とほぼ一致する。そこで,この準正確解を利用し,パウエルの最適化法により地盤の熱伝導率と体積熱容量を含むパラメータを逆解析する手法を開発した。まず,テストケースで本法の妥当性を検証し,次いで条件の異なる様々な現場に適用して満足できる結果が得られた。TRT の早期データが活用できる本法を用いることにより人為的な評価誤差のない熱伝導率が効率的に同定でき,TRT 実施期間と費用の縮減が可能となった。

Copyright © 2013 公益社団法人 日本地下水学会

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