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地下水学会誌
Vol. 56 (2014) No. 4 p. 299-307

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http://doi.org/10.5917/jagh.56.299

論説

秋田地域油・ガス田から産出する地層水は次のような地球化学的特徴を有している。
1 )海水と比較すると,SO42-とMg2+が著しく減少しているのに対し,有機物と密接に関係しているHCO3,NH4,Iが著しく増加している。
2 )地層水のδD は非常に狭い範囲(-17~-4‰)に集中しているのに対し,δ18O は-3.5~+3.7‰と大きく変化しているが,新潟地域油・ガス田の地層水に類似している。
地層水は堆積時にトラップされた海水起源であり,堆積物の続成作用,有機物の熟成,貯留岩との反応などで変質したものと考えられる。

Copyright © 2014 公益社団法人 日本地下水学会

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