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日本地下水学会会誌
Vol. 5 (1963) No. 1 p. 11

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http://doi.org/10.5917/jagh1959.5.1_11

  • 抄録

(1)鵡川町川西堰堤から下流側へ約2kmの間,鵡川の河谷に電探並びにボーリングを行なった結果,化石谷の存在をみとめた.即ち,氾濫原下5~8m深度に第三紀基盤岩をきって埋積段丘面と思はれる平垣面がかなり幅広く存在し,化石谷は調査範囲内では氾濫原下最高30m前後に達する.河谷は砂礫層よりなるが上下の二部分に分かれ,上層は氾濫原下5~8mまでで埋積段丘面の延長に連なっており,明らかに沖積層であるが,化石谷を埋める下層は下部沖積層か洪積層か断定出来ない.(2)川西堰堤から下流側へ約1.5kmの処の谷形を測量,電探,ボーリングにより特に正確に決定し,又,揚水試験,測水調査なども実施した.(3)上記地点で河谷の断面を通過する地下水量は約O.0156m3/秒で,流域100km2当りの地下水潤養率はO.00133m3/秒である.これは鵡川の100km2当りの比渇水量O.571m3/秒の約1/430に相当する.

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