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地下水学会誌
Vol. 43 (2001) No. 1 p. 3-11

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http://doi.org/10.5917/jagh1987.43.3


富山県で採取された河川水.降水浸透水起源の湧水および水田水の水素および酸素同位体比の測定値が扇状地浅層地下水のかん養源を同定するための混合モデルを導くのに用いられた.
扇状地を流れる河川水のδDおよびδ18O値は集水域の平均高度に依存している.それちの値の変化は年間を通して限られている.呉羽丘陵の湧水は.降水浸透水を代表していると見ることができ.そのδDおよびδ18O値はそれぞれ平均値で-49.3および-8.89.である.扇状地を流れる主要な河川によって潅漑されている水田の水は.その表面における蒸発によって平均値で△D=12.3‰.および△18O=2.6‰.の同位体分別を示している.
富山県の扇状地の帯水層中の地下水のかん養源を同定するため.それらのかん養源の水の混合に基くモデルを提案した.そのモデルを庄川および黒部川扇状地の地下水に適用してその妥当性を確かめた.

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