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地下水学会誌
Vol. 48 (2006) No. 3 p. 169-181

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http://doi.org/10.5917/jagh1987.48.169


本研究では,多層地盤からなる海岸不圧帯水層において,Wenner法を用いた電気探査と観測井戸における電気伝導度(EC)の鉛直分布測定とを併せた現地調査を行うことによって,電気探査が推定する塩水侵入深とその深さにおけるECおよび塩分濃度との対応を検証した.その結果,Wenner法を用いた電気探査より推定される塩水侵入深は,ECが3mS/cmに相当する深さ,塩化物イオン濃度では450mg/l程度の深さに対応していることが示された.推定された塩水侵入深は,淡塩境界の混合領域上端付近であり,電気探査は塩水侵入のモニタリング手法として有効であることが示唆された.

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