日本在宅医療連合学会誌
Online ISSN : 2435-4007
原著
「臓器・領域内科専門医」の「総合診療医」に対する理解度と「総合診療医」へのキャリア転向時における「在宅医療研修の必要性」の認識との関連性
木村 琢磨野村 恭子川越 正平和座 一弘細田 稔新森 加奈子今永 光彦
著者情報
ジャーナル フリー

2020 年 1 巻 2 号 p. 18-26

詳細
抄録

目的:「臓器・領域内科専門医」の「総合診療医」に対する理解度と「総合診療医」へのキャリア転向時における「在宅医療研修の必要性」の認識との関連性を明らかにする.

方法:平成28年1 ~ 4月に「臓器・領域内科専門医」2,666名を対象に「総合診療医」へのキャリア転向に関する質問紙票調査を行った.質問紙票には,総合診療医の理解度スケール,在宅医療研修を重視するかについての項目などを含んだ.在宅医療研修を重視するか(重視群 / 非重視群)をアウトカムにロジスティック回帰分析を行なった.

結果:有効回答は501名(回収率18.7%).多重ロジスティックモデルで 「総合診療医の理解度スケール」と「在宅医療研修を重視する」の間に有意な関連を認めた(調整オッズ1.06, 95%信頼区間:1.03 − 1.08, p< 0.0001).

結論:「臓器・領域内科専門医」の「総合診療医」に対する理解度と「総合診療医」へのキャリア転向時における「在宅医療研修の必要性」の認識が関連していることが示唆された.

著者関連情報
© 2020 一般社団法人日本在宅医療連合学会
前の記事 次の記事
feedback
Top