日本イオン交換学会誌
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技術賞受賞論文
高速処理可能な生体分子精製用イオン交換分離剤の開発
足立 正安田 則幸小原 祥平
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2020 年 31 巻 2 号 p. 22-27

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抄録

バイオテクノロジーの進展に伴い,従来の合成低分子医薬から抗体医薬,ペプチド医薬,核酸医薬等へ新薬開発がシフトしているが,これらの製造工程にはクロマトグラフィー精製工程が必須であることから,医薬品業界からコストパフォーマンスに優れるクロマトグラフィー分離剤を要望されていた。新たに開発したイオン交換分離剤は,抗体医薬のような高分子量生体分子に対しても高い吸着量を有し,また充填層高さが高く,かつ高速通液条件下においても運転が可能である。さらに細胞培養液由来の夾雑不純物の分離・除去能力も高いことが実証された。

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© 2020 日本イオン交換学会
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