主催: 日本鉱物科学会
東北大・東北アジア研
エチオピア・アジスアベバ大
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小論では,構造環境が顕著に異なる3つの地域,即ちエチオピアの大陸リフト帯,日本海拡大初期の日本陸弧,そして伊豆海洋性島弧の流紋岩の化学組成を比較検討した.エチオピアと日本の陸弧の流紋岩は,地殻の年代や組成が大きく異なるにもかかわらず,一部の沈み込み帯特有の性質を除き化学組成がよく類似する.大陸リフト帯と日本海拡大に関連した日本陸弧の流紋岩はマントルプルーム起源玄武岩マグマの結晶分化作用で形成され,伊豆弧の流紋岩は若い苦鉄質地殻の部分溶融によって形成されたものと考えられる.
日本鉱物学会年会講演要旨集
日本岩石鉱物鉱床学会 学術講演会 講演要旨集
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