水熱合成実験によって、A席がRbのLi-Al系雲母について検討した。生成雲母は全て単斜晶系C2/m、1Mポリタイプであった。それぞれの端成分に近い組成では2相の雲母、中間組成では3相の雲母が生成した。Rietveld解析の結果、Rb-polylithionite 組成の雲母は,端成分に近い均一の組成、すなわちF2RbPol100Eph00に近似しており、Rb-ephesite組成の雲母は、やはりそれの端成分組成(F0RbPol00Eph100)に近い。中間の雲母相は、Rb-ephesite組成の増加につれて連続的に変化する。