保健医療学雑誌
Online ISSN : 2185-0399
総説
骨格筋収縮に関与する弾性タンパク質コネクチン/タイチン
渡辺 正仁早﨑 華由留木 裕子玄 安季橋本 遵一
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2017 年 8 巻 2 号 p. 117-122

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抄録

アクチンフィラメントとミオシンフィラメントは筋節内で収縮単位として働いている.筋収縮はアクチンフィラメントがミオシンフィラメントに対して滑走するいわゆる,フィラメント滑走-クロスブリッジ説に従って起こる.求心性収縮や等尺性収縮はこの原理で説明できる.しかしながら,遠心性収縮では筋の伸張に対する抵抗力が生じるが,これはフィラメント滑走-クロスブリッジ説で説明できない.ここではコネクチン/タイチンという第3 のフィラメントが遠心性収縮に関与していることについて述べる.

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© 2017 保健医療学学会
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