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日本看護科学会誌
Vol. 27 (2007) No. 4 P 4_3-4_13

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http://doi.org/10.5630/jans.27.4_3

原著

第2報における研究目的は,第1報で試作し施行した看護介入が日帰り手術に向けての幼児の自律性と親の自己効力感に与える影響と,看護介入を通して親と看護師が協働することについて,第1報で抽出された【親子の相互主体】の4つのありようごとに記述し,それらを基に看護介入の内容や方法を再検討して看護介入プログラムを提唱することである.その結果,看護介入は日帰り手術に向けての幼児の自律性と,医療体験に向けての幼児の自律性に関する親の自己効力感に肯定的な影響を与えることが記述された.日帰り手術に向けての幼児の自律性を支援するために親と看護師が協働することとは,親と看護師がお互いに医療体験に取り組む幼児との間に形づくる関係性や支援のあり方に働きかけ合いながら,その後の活動に活かしていくことであると捉えられた.日帰り手術に向けての幼児の自律性を親と協働して支援する看護介入プログラムは,手術前に看護師が親に子どもの支援法を提案し,親が手術に向けて子どもに実施した支援を手術後に看護師と共有するという内容によって提唱された.

Copyright © 2007 公益社団法人 日本看護科学学会

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