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日本看護科学会誌
Vol. 28 (2008) No. 4 P 4_17-4_26

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http://doi.org/10.5630/jans.28.4_17

原著

目的:セルフマネジメント能力の獲得によって生活スタイルの是正と冠危険因子の除去を図る包括的心臓リハビリテーションプログラムを作成し,その効果を検討した.
方法:2病院に通院する虚血性心疾患患者46名にプログラムを適用し,看護師と管理栄養士が月1回30分の面接と月1回電話モニタリングを行う,非ランダム化前後比較試験を実施した.
結果:初回に7名が中断したが,39名は最後まで継続し(完了率84.8%),すべての指標が改善・向上した.特に,体重,腹囲,HbA1c,食事・運動目標達成率,QOL,自己効力感は統計的に有意に改善した.抑うつを示す者とタイプA行動と評価される者の数が減少した.目標達成率と自己効力感の向上,ステージの変化が連動しており,関連性が示唆された.
結論:セルフマネジメント能力の獲得が冠危険因子の是正とQOLの向上につながることが示唆され,プログラムの有効性が確認された.

Copyright © 2008 公益社団法人 日本看護科学学会

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