株式会社資生堂化粧品開発センター
2006 年 37 巻 6 号 p. 424-430
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香りの情報が同時に取り込んだ他の感覚の判断に与える影響についてまとめた.香りの違いによりモノの重さや温冷の判断,日常使用されている化粧クリームの使用感や肌実感にも違いがみられることが,実験により明らかになってきた.香りの質的な特徴が,こうした香りの働きを生み出すことに影響していると考えられた.本研究で検討した感覚の判断を変化させる香りの働きを活用することで,より豊かで満足感の高い生活に役立てることが出来るのではないかと考えている.
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