におい・かおり環境学会誌
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特集(忌避剤)
オオカミ尿由来の恐怖のにおいP-mixが引き起こすエゾシカの忌避・恐怖行動
柏柳 誠長田 和実宮園 貞治
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2016 年 47 巻 2 号 p. 112-118

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抄録

ニホンオオカミが絶滅してから,100年以上が経過している.最後にニホンオオカミが目撃された場所は,紀伊半島であった.その後,福岡で目撃情報があったが,群れをつくるオオカミが単独で行動することが考えられないために野犬ではないかと結論づけられた.本小論は,絶滅以来100年を経過しているためにオオカミに対する怖さを体験していないエゾシカがオオカミ尿由来物質(P-mix)を忌避するとともに恐怖関連行動を示した研究成果を中心に紹介する.

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© 2016 (社)におい・かおり環境協会
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