東京農業大学農学部
2024 年 55 巻 6 号 p. 362-365
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本研究は一時的なコーヒーの香り呈示が注意力に与える影響を検証した.コーヒーの香りを呈示した群と,お湯を呈示した群で,各々の香り呈示後の注意力測定課題の成績を比較した結果,コーヒーの香りは持続的注意力のうち,認知的負荷が少なく反射的な反応が求められる注意力のみ有意に低下させた.ただし,コーヒー豆の種類,注意力測定方法,香り呈示時間等で効果が異なる可能性があり,今後も検討が必要だと考えられた.
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