京都大学経営管理大学院 経営科学専攻 サービス・イノベーション&デザイン領域 [日本] 株式会社オージス総研 行動観察リフレーム本部 [日本]
2021 年 24 巻 p. 79-96
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KJ法を正しく実践するためには、要素還元主義や主客二元論を乗り超える理論的な理解が必要である。そこで本研究では、KJ法の理論的展開をドゥルーズのアジャンスマン概念を用いて行い、その例証として、体験型宿泊施設のサービス開発のために作成されたKJ法図解をアジャンスマン視座にて分析し、その創出コンセプトがサービス・デザインに貢献したことを確認する。その結果、KJ法をアジャンスマン概念にて発展的に理解することは、創造的統合の実践に有用であることを示す。
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