主催: 日本学術会議 メカニクス・構造研究連絡委員会
共催: 応用物理学会, 化学工学会, 九州大学応用力学研究所, 土木学会, 日本応用数理学会, 日本風工学会, 日本機械学会, 日本気象学会, 日本計算工学会, 日本建築学会, 日本原子力学会, 日本航空宇宙学会, 日本地震工学会, 日本数学会, 日本造船学会, 日本物理学会, 日本流体力学会, 日本レオロジー学会, 農業土木学会
本研究は、ストッパ-機構を有する二関節ホッピングロボットの動的挙動の理論解析を行なうとともに,数値シミュレ-ションを行ったものである.系の動的挙動の理論解析においては,系の動的挙動を,A相,B相,C相及びD相の四つの相に分けモデル化するとともに,ストッパ-機構によって第1関節及び第2関節の回転運動が,順次急停止することによって,系がA相からB相,及び,B相からC相に移行する際のB相及びC相の初期状態の式を,系の運動量及び角運動量保存の法則を用いて導いている.また,数値シミュレ-ションを行なったところ,ストッパ-機構を有する二関節ホッピングロボットの跳躍移動運動動作の可能性が理論的に解明され,系の動的挙動の一端が明らかにされた.