主催: 日本学術会議「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」
共催: 応用物理学会, 化学工学会, 地盤工学会, 土木学会, 日本応用数理学会, 日本船舶海洋工学会, 日本風工学会, 日本機械学会, 日本気象学会, 日本建築学会, 日本原子力学会, 日本航空宇宙学会, 日本地震工学会, 日本数学会, 日本物理学会, 日本流体力学会, 日本レオロジー学会, 日本伝熱学会, 日本計算工学会, 農業土木学会
日本大学理工学部船橋校舎にある1号館、2号館及び3号館はほぼ同じ時期に建設され、同一構造・同一基礎構造体を有する4階建ての耐震構造物であったが、耐震補強工事(2号館)・免震改修工事(3号館)が施され、現在は耐震構造(1号館)・耐震補強構造(2号館)・免震レトロフィット構造(3号館)となっている。
本研究では、常時微動観測及び人力加振実験により、地盤・地下・2階・4階に配した速度計によって速度を計測し、RD法を用いて解析を行うことで減衰定数を算出した。各構造物における減衰定数を比較し、補強工事による減衰定数の変化について考察したものである。