主催: 日本学術会議 機械工学委員会・土木工学・建築学委員会 合同IUTAM分科会
共催: 応用物理学会, 化学工学会, 地盤工学会, 土木学会, 日本応用数理学会, 日本風工学会, 日本機械学会, 日本気象学会, 日本計算工学会, 日本建築学会, 日本原子力学会, 日本航空宇宙学会, 日本材料学会, 日本地震工学会, 日本数学会, 日本船舶海洋工学会, 日本伝熱学会, 日本物理学会, 日本流体力学会, 日本レオロジー学会, 農業農村工学会
現代のコンピュータはべクトルマシン、スカラーマシン共に単体プ ロセッサの時代からプログラムの並列性をコンパイラで解釈するこ とにより、高速処理を可能として来た。近年のスーパーコンピュー タは、さらに数千から数万に及ぶプロセス間の並列性を明に利用す ることにより超高速計算を可能としている。また、演算器性能とメ モリ性能の乖離を埋めるための多階層メモリ構造をうまく利用する 事が高速計算の鍵となっている。本講演では、現代のシミュレーシ ョンプログラムが要求する、超高並列性と多階層メモリ構造の利用 技術について、理研で進めている次世代スーパーコンピュータでの 活動を事例に報告を行う。