理論応用力学講演会 講演論文集
第59回理論応用力学講演会
セッションID: 3B08
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OS13 衝撃解析と実験的検証
振動数・温度・歪レベルに依存する粘弾性ダンパーの衝撃的な入力に対する応答の検討
*中村 尚弘鈴木 拓也笠井 和彦大木 洋司
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抄録

建物の制振部材として,様々な種類の粘弾性ダンパーが用いられている。これらのうちには,温度・振動数・振幅依存性が複雑な性状を示す材料も多い。著者等は,これらの依存性を考慮し時刻歴応答解析を行う実用的な方法を提案した。本報ではこの方法を用いて、地震時に隣接する建物が衝突する場合を想定し、これによって起こる衝撃波を含む入力に対する精度を検討した。検討の結果、解析モデルの振動数依存性を高振動数域まで評価することにより、良好な結果が得られることを確認した。

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© 2010 社団法人日本建築学会
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