理論応用力学講演会 講演論文集
第62回理論応用力学講演会
セッションID: OS14-16
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OS14 データ同化とその応用
データ同化を用いた電気防食予測システムの開発
*米谷 直樹天谷 賢治
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抄録

データ同化を用いて,海洋鋼構造物における電気防食状態(犠牲陽極発生電流量および構造物表面電位)の将来予測システムを開発する.本手法ではまず,電気防食においてアノードとなる犠牲陽極と,カソードとなる鋼材について,実験的に得られた技術的知見からシミュレーションモデルを構築し,将来の防食状態を予測する.そして,筆者らの開発した手法である,港湾施設での電位測定から犠牲陽極電流量を推定する手法により,予測結果を修正する.予測と修正を繰り返すことにより,現場の測定値を活かした,より高精度な防食状態予測を行うことができる.本報告では,誤差を付加した模擬測定値に対して本システムを適用した解析例を示す.

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© 2013 一般社団法人日本機械学会
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