理論応用力学講演会 講演論文集
第51回理論応用力学講演会 講演論文集
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OS12-3 化学プロセス・ダイナミクスの現象・解析・応用
酢酸ビニルの連続乳化重合における動的反応操作
大村 直人矢野 武史松崎 慈文北本 圭吾片岡 邦夫
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p. 87

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抄録

酢酸ビニルの連続乳化重合において、反応操作温度を周期的に変化させる動的反応操作により粒子径分布がどのように変化するかを調べた。その結果、まず反応操作温度を変化させない定常操作において、重合反応が進行する臨界操作温度が存在することがわかった。この臨界温度を跨いで二つの反応操作温度を周期的に切り替える動的操作において、重合率は反応操作温度の切り替えと同期して振動することがわかった。さらにこの重合率の振動に同期して粒子の発生と既存粒子の凝集の相互作用により粒子径分布が動的に変化することがわかった。

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© 2001 日本学術会議メカニクス·構造研究連絡委員会
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