東京工業大学工学部経営工学科
1987 年 16 巻 1 号 p. 1-21
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1977年DempsterらによってまとめられたEMアルゴリズムは,不完全データに基づく最尤推定に際し比較的簡単な手順で尤度最大化を図る数値計算上の技法である.本報告では欠測値等に対するEMアルゴリズムの様々な適用例を中心に,EMアルゴリズムの歴史的経緯,性質および問願点について概観するとともに,EMアルゴリズムの意義について考察した.また欠測値等の解析においてまず問題となる欠測値の発生メカニズムについても併せて言及した.
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