第四紀研究
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特集「津波堆積物と地震性タービダイド:防災・減災のための堆積物記録の理解」
古地震・津波情報の地震・津波防災への活用
藤原 治後藤 和久平川 一臣池原 研今村 文彦
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2007 年 46 巻 6 号 p. 445-450

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抄録
近年,海溝型の巨大地震や津波に対する防災・減災対策の重要性がますます高まっている.将来,どのような規模の地震や津波が発生し,その結果どのような災害が発生するかを予測することが,防災・減災対策の第一歩である.地形や地層から得られる過去の地震・津波の事例を詳しく解析することから,今後起こる地震や津波の特徴を想定することもできる.過去の履歴は時間的にも空間的にも不完全なので,さまざまな実験や数値シミュレーションを使って,これを補充することが求められる.一方,実験やシミュレーションの妥当性を,地層や地形の記録を用いて検証することも必要である.さらに,地震や津波に対する脆弱性は地域ごとに異なることから,その特徴を住民にわかりやすく伝え,また地域の特性に合った対策を考えることが,防災計画の有効性を高める.
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© 2007 日本第四紀学会
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