新潟大学大学院自然科学研究科
1999 年 38 巻 2 号 p. 157-162
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群馬県吾妻町境野の中部更新統から,ネクイハムシなどの昆虫化石が産出した.得られたPlateumaris属の1種について,雄交尾器を含め詳しく検討した結果,キヌツヤミズクサハムシに同定された.本種の化石は,これまで日本各地から報告されているが,近縁種との区別が難しく,同定結果に疑問の残るものが多い.本論文では,得られたキヌツヤミズクサハムシの化石について記載し,本種の化石の同定に関する問題点について議論した.
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