第四紀研究
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相模湾西部周辺のフィリピン海プレートの境界(短報)
石橋 克彦
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38 巻 (1999) 6 号 p. 427-434

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抄録

相模湾西部周辺におけるフィリピン海プレートの沈み込み口は,相模トラフ中軸~足柄平野ではなく,相模海盆の南縁付近である.したがって,フィリピン海プレート上面の深さは,足柄平野直下ではすでに10km以上ある.この沈み込み口は箱根火山北縁の古い沈み込み口にジャンプするが,そこが現在衝突境界なので,必然的にほぼ南北走向のフィリピン海プレート内の「西相模湾断裂」が生じる.真鶴海丘南縁断層は,大規模な力学境界の覆瓦断層としての実在は疑問である.

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