日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
日本文化人類学会第43回研究大会
セッションID: H-7
会議情報

【分科会】 旧南洋群島における日本統治経験 ―文化的同化政策と現地住民―
年齢集団と青年団の節合
パラオ人の経験の次元からみた勤労奉仕
飯高 伸五
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

日本統治下のパラオでは既存の年齢集団を包摂しつつ、青年団が組織された。男子の青年団は、道路建設をはじめとする勤労奉仕、体育デーなどの文化イベントへの参加を求められた。当時の勤労奉仕や体育デーを歌った歌からは、パラオの人々が、統治政策の一環として組織された青年団の活動を、植民地統治以前に行われていた村落間の交流活動など、年齢集団の活動と連続するものとして解釈したことが読み取れる。

著者関連情報
© 2009 author
前の記事 次の記事
feedback
Top