主催: 日本文化人類学会
総合研究大学院大学
p. 43
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本発表では、中国雲南省のミャオ族を事例に、彼らの衣装の素材となってきた麻が近年急速に減少している現象を取り上げ、そのことが製作と着用という服飾としての役割および葬儀を代表する儀礼にどのような変化をもたらしているのかを考察するものである。大きな負担となる衣装製作と、重量のある麻の衣装の着用から「解放」されたミャオ族だが、麻を完全に捨て捨て去らないのは、死者をみおくるために必要だからである。
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