主催: 日本文化人類学会
九州大学大学院
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「ポストモダン人類学」の功績を回顧するとき、明白なのは文化概念の諸前提が問い直されたことである。しかし、そのような問い直しの背景にある社会的文脈を含め、文化の理論化が批判的に検証されることはない。本発表では、冷戦構造の入口と出口を挟んで、米国リベラリズムが文化として理論化される状況を分析する。文化が理論化されるとき、パワーとの共犯関係は消去されてしまうことを解明する視点を、文化人類学内に批判性として回復する。
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