主催: 日本文化人類学会第50回研究大会
順天堂大学・国際教養学部
p. B02-
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本発表では、言語人類学における相互行為理解に依拠し、フィジーにおける植民地期の文書を、その記述形式や形態に降り立って分析する。それにより、フィジー社会において首長制などとして理解されるに至った階層性を有した社会集団の範疇が、文書の記述を介して、どのように生み出されたのかについて審らかにするとともに、これまでは古文書の言及指示内容に焦点が当てられてきた歴史研究を、相互行為的に捉え直すことを試みる。
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