日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第51回研究大会
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個人発表
ナミビア北中部における景観の変遷
クンとオバンボのコンタクトゾーンにおける地域史再考
高田 明
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p. A11-

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抄録

ナミビア北中部は,国内では最大の人口規模を誇る農牧民オバンボのお膝元である.本発表では,この地域の少数派であり,狩猟採集民・先住民として知られるサンの下位集団としても位置づけられる,クンの視点に寄り添いつつ,この地域の景観の変遷を分析する.これによって,地域の多数派であるオバンボの視点を色濃く反映し,1990年のナミビア独立以降は正統な国家史の中核をもなしているナミビア北中部の地域史を再考する.

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