主催: The 56th Annual Meeting of the Japanese Society of Cultural Anthropology 日本文化人類学会第56回研究大会
京都大学 https://ror.org/02kpeqv85
p. G01-
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19世紀,白人の旅行者や探検家が南部アフリカのサンを訪れるようになった.その描写は,前世紀にヨーロッパの人々が想像した「自然人」,そしてそれを反映しつつ後の研究者が描くサンのイメージの原型的な特徴を備えている.本発表では,そうした19世紀以降の民族学や人類学の展開に大きな影響を与えた自然人という概念の成立過程について,18世紀を代表する思想家,とくにヴィーコ,リンネ,ルソーに注目して考えたい.
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