日本音響学会誌
Online ISSN : 2432-2040
Print ISSN : 0369-4232
高さの比弁別閾と強さの比弁別閾との関係
牧田 康雄
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1943 年 4 巻 1 号 p. 35-38

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抄録
Wegel及びLaneの純音の純音による隠蔽曲線の実験式を其の隠蔽音に相当する純音に依り基礎膜上に与えられる刺激の分布式と仮定した。それに依り極めて小さい高さの変化及び強さの変化を知覚弁別する機構を推論し、高さの比弁別閾及び強さの比弁別閾との関係式を導き、是れを実験結果と比較検討した。
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© 1943 一般社団法人 日本音響学会
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