日本音響学会誌
Online ISSN : 2432-2040
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生活環境音を用いた大きさ・うるささ・不快感の評定実験
平松 幸三小林 聡松井 利仁高木 興一山本 剛夫
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1988 年 44 巻 5 号 p. 350-360

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抄録

約60種類の生活環境音を50名の被験者に呈示し、主として、「大きさ」、「うるささ」、「不快感」について、評価尺度法による実験を行った。その結果を解析し、次のような知見を得た。「大きさ」、「うるささ」、「不快感」によって、被験者の判定に差が認められるが、それらは、相互に相関を有する概念であって、生活環境音を「大きさ」で判定した場合においても、「不快感」の要因が影響を及ぼすこと、「うるささ」、「不快感」という語を用いることによって、その要因が拡大されて、反応に現れることが明らかとなった。

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© 1988 一般社団法人 日本音響学会
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