東京工業大学精密工学研究所
1989 年 45 巻 11 号 p. 845-852
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弾性係数が1次元的かつ連続的に変化する弾性体を伝搬するP+SV波による逆散乱間題について検討した。その結果、前報で与えたJost解と物理波による反射・透過係数が与えられた場合、スカラ波の逆散乱理論すなわちGel'fand-Marchenko理論をベクトル場に拡張することにより、反射・透過係数から弾性係数を逆推定できることを示した。
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