日本音響学会誌
Online ISSN : 2432-2040
Print ISSN : 0369-4232
全国38都市の環境騒音, 道路交通騒音の実測データを利用した騒音の分析
高木 直樹浅川 明博山下 泰弘渡嘉敷 健内田 英夫沖山 文敏松井 昌幸
著者情報
ジャーナル フリー

2000 年 56 巻 3 号 p. 156-166

詳細
抄録

全国38都市の市役所が実測した環境騒音, 道路交通騒音のデータを用いて比較, 検討を加えた。38都市をDID人口密度により3分類し比較を行った。得られた結果は, 環境騒音に関しては, 密度の高い都市では昼間の値が大きいこと, 夜間の値が他の密度の都市と比較して大きいことや, 密度が中程度の都市では時間帯別で朝, 夕の値が大きいこと等が分かった。道路交通騒音に関しては密度の高い都市では朝, 昼, 夕の値が同程度であること, 中程度の都市, 低い都市では昼間の値が大きいことが分かった。道路交通騒音の経年変化を見ると, 中程度の都市では, 交通量が少なく静かだった地点で交通量, L_50ともに増加傾向があることが分かった。

著者関連情報
© 2000 一般社団法人 日本音響学会
前の記事 次の記事
feedback
Top