日本音響学会誌
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耐騒音形小形通話ユニットの検討
青木 茂明三橋 和正桜井 哲真西野 豊
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2000 年 56 巻 3 号 p. 194-199

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抄録

近年, パーソナル・移動体通信の普及が加速度的進んでいる。機器において, 小形化, ハンズフリー通話, 耐騒音性が重要な課題となっている。これらの課題を解決できる送話器と受話器をイヤホン形状の筐体一体化し, 耳に装着できる超小形通話ユニットの構成法を提案した。送話器には気導マイクロホンと骨導マイクロホンの長所を活かしたデュアルマイクロホン方式を考案した。回路部では, 両マイクロホンで収音した信号の混合比を周囲騒音のレベルに応じて制御することで送話信号を合成する。従来品の気導マイクロホンを用いた通話ユニットに比べ, 送受信可能な周囲騒音レベルは20dB以上高く, 騒音耐性に優れていることが確認できた。

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© 2000 一般社団法人 日本音響学会
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