日本音響学会誌
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2本の共鳴管から発生する自励音の消音
長嶺 拓夫佐藤 勇一名取 信彦
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2005 年 61 巻 9 号 p. 507-515

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抄録

本研究では, 2本のヘルムホルツ型共鳴管に発生する自励音を相互に干渉させることにより消音させる可能性について検討している。音を干渉させて消音するためには, 振動数を一致させお互いを逆位相にすることが必要となる。そこで振動数を一致させ位相を保持するために同期現象を用いる。同期現象を起こすには相互作用が必要となるため, ここでは音響的な相互作用を利用する。実験的に, 同位相あるいは逆位相同期となる条件を検討した。その結果, 自励音の位相は共鳴管を接続する管の長さによることを明らかにした。

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© 2005 一般社団法人 日本音響学会
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