日本音響学会誌
Online ISSN : 2432-2040
Print ISSN : 0369-4232
ΔΣ変調を用いた1bit信号処理の楽音生成器への応用
相田 剛志
著者情報
ジャーナル フリー

2008 年 64 巻 7 号 p. 375-381

詳細
抄録

一般にPCMシンセサイザの楽音生成系における信号処理は乗算を含む。そのためPCMシンセサイザをハードウェアで実装する際には,多ビット高速乗算器が必要である。本稿ではパルス密度変調(PDM)方式による1ビット信号処理の単純性に着目し,従来のPCMシンセサイザにΔΣ変調器を導入することで,乗算器をより単純な別の回路にて代替する手法を検討した。再設計したシンセサイザはシミュレーションによって動作を確認し,その出力音を原型のPCMシンセサイザと比較した。

著者関連情報
© 2008 一般社団法人 日本音響学会
前の記事 次の記事
feedback
Top