経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
2010年秋季全国研究発表大会
セッションID: C2-1
会議情報

事後確率最大判別法に基づくRVM多値文書分類手法の提案
*小田井 良輔谷口 祐樹雲居 玄道後藤 正幸
著者情報
キーワード: RVM, 文書分類, 多値判別
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

最近,文書分類の分野において,カーネル学習を用いた方法の有効性が報告されている.その代表的な手法であるRVMは優れた二値判別器として知られているが,多値判別に適用する際の計算量の問題が未解決であり,ほとんどの問題が多値判別である文書分類問題に高精度に対応することが難しい.そこで本研究ではRVMが確率モデルであることを利用して,複数の二値判別器の組み合わせと事後確率の計算による多値分類の手法を提案する.提案手法の有効性を示すため,実際の新聞記事の分類問題に適用し,分類精度が向上することを検証する.

著者関連情報
© 2010 経営情報学会
前の記事 次の記事
feedback
Top