アマゾンなどのビジネスモデルには、顧客と提供者の相互作用による価値共創のプロセスを協奏し、その活動を促進するプラットフォームとしての機能がある。本論文では、価値共創プロセスと価値協奏プラットフォームをサービスシステム科学の視点からモデル化し、 価値協奏プラットフォームとしての戦略を検討する。 co-experience, co-definition, co-elevation and co-development から構成される価値共創プロセスの4フェーズモデルを基礎に価値協奏プラットフォーム戦略として involvement, curation and empowerment strategiesを示す。