2000年中国はビデオゲーム機の販売は禁止され、PCゲームが発展してきた。そして、2013年にビデオゲーム機の禁止が解かれている。
本研究は、中国においても、日本・欧米と同じようにビデオゲーム機は普及するのか、普及させるためには何が重要かを明らかにすることを目的としている。
具体的には、ソニー、マイクロソフト、任天堂の3社据え置きゲーム機の日本・欧米における普及の歩みを世代別、シリーズ別に分けて対比している。対比はハード、ソフト、サードパーティー、顧客販売の四つの項目で分析されている。その上で、中国市場に進出するにあたっての課題を明示し、普及に向けた戦略について提示している。